こんにちは!BTSと韓国ドラマにハマって、韓国語の勉強を決意したアラフォーワンオペママです。
今回は学習における目標設定の大切さとその具体的な方法を詳しく解説します。これまでの経験をベースにまとめているので、これから勉強を始める人の役に立つ内容になっています◎
過去の記事もチェックしてみてね!
元々語学に長けているわけでもない、勉強が得意なわけでもない、毎日いっぱいいっぱいになりながら暮らしている平凡な私。
そんな私の韓国語との奮闘をお届けしています♪
前回は私と韓国語のこれまでの関わり方を詳しく振り返り、韓国語学習におけるスタート地点と学習環境について確認しました。結論としていえるのは、韓国語に触れる機会はあるものの勉強としての韓国語は”ほぼゼロ”で、その上、決して恵まれた環境でのスタートではないことです。
子育てで疲れているところに、新に韓国語の勉強を追加しようとしているのです。簡単なはずがありませんよね!?当然ながら子どもは自分の思うようにはならないものです。勉強の邪魔をされたり、予定が狂ったりしながらの継続はとても困難なものになるでしょう…(涙)
10代、20代のような「よし、留学目指して頑張るぞ~!」なんてこともできません。語学スクールに通うことすら、難しかったりします。でも、それは私が特別そうだというわけではなく、30~40代の子育てママあるあるだと思います。
習い事をするなら、まずは自分より子ども優先になっちゃうんだよねぇ…。
だからこそ、私の実体験は参考にしやすいものになると思います。今後をおたのしみに~!
さて、スタート地点が分かったところで、次は韓国語学習における目標設定についてです。今回の本題です。今後、学習を進めるうえでとても大切なことなので、一緒に考えてみましょう!
韓国語学習における目標設定の大切さ
”アラフォーワンオペママが知識ゼロから韓国語マスターを目指す”
自分でも「え?大丈夫なん?」「目標高すぎるやん!」って突っ込みを入れたくなるほどのテーマを掲げていますよね。
先に述べたような環境ですから、「よしっ!韓国語を勉強するぞ~!」という初期に抱いた気合やモチベーションだけで走り続けるというのは無理があります。残念ですが、日々の生活に追われていると「あれ?私、何のために勉強しているんだっけ?」、「今日は勉強をお休みしてもいいかな。」といったような考えに陥りやすいのです。
ちょっと情けないかな?でも、「わかる、わかる!」って思った人もいるんじゃない?そもそも、既に忙しく過ごしているのに、勉強までしようって思うこと自体尊いよね♡
あとはその勉強が続けやすい土台を先に作っちゃえばいいんだよ◎
私と同じように不安がある人ー!!一緒に整えていきましょう。
さっそくですが…
必要なのは、期間を区切っての複数の目標設定です。
短期、中期、長期という風にです。長期目標が、最終的に目指すべき地点で、そこから逆算して、短期と中期の目標も設定します。(もっと細かくてもいいです。)
企業経営における中長期経営計画というものがあるのですが、それを個人のレベルに落とし込んで活用していくイメージです。もちろん、企業のそれよりも取り組みやすいよう短いスパンで考えます。(企業の場合の長期は10年程度、中期だと3~5年程度になってしまいます。)
スタート地点から見て、最終目標が高いとあまりにも無謀な挑戦をしているように感じませんか?最終目標だけを掲げることは、達成するために長い期間の中で何をしたらいいのか分からなくなってしまうこと、そして長期的に勉強を継続していかなければならない困難に直面することが問題です。その結果、「私には無理だなぁ。」とか「もういいや。」という思考になってしまうのです。
だからこそ、いくつかの期間に分けて、目標を設定し、その目標を達成するための具体的な取り組みを出していく必要があります。
「私は韓国語マスターになるぞ~!」だけだと、そのために何をしたらいいかは曖昧だよね。だけど、その目標を実現するための第一歩として、「まずはこの1週間でハングルを覚えるぞ!」だったら、具体的で自分が何をしたらいいのかハッキリすると思わない?
韓国語学習における目標設定の方法
それでは、目標設定を具体的にしていきましょう。私は”アラフォーワンオペママが知識ゼロから韓国語マスターを目指す”というテーマで、韓国語学習について発信しているので、最終目標(長期目標)は”韓国語マスター”というわけです。
この最終的に自分がどうなるのかを決めることは非常に大切です。決めておくことで、そうなるためにそれまでに何をするべきか見えてくるからです。
例えば、旅行会話がスムーズにできるようになりたい人と韓国で就職したい人って全然違うよね。韓国ドラマを字幕なしで見れるようになりたい人と韓国留学をしたい人とでも違うよね。目的が違えば、伸ばしたいスキルもやることも違うってことだよ。
最終目標を定めると、勉強する目的を見失わずに進めていくことができます。「いつまでにどうなるか」を決めたら、そこから短期と中期の目標も決めます。目標を決めると、具体的な取り組むべき課題が見えてきます。課題の実施と目標達成のスパンが短くなることで継続しやすくなります。逆に、短期目標だけ設定しても、目的なく頑張るのはなかなか難しいものです。やっぱり、短期、中期、長期といったような段階的な目標設定の大切さが分かりますよね。
ただし、私が掲げている”韓国語マスター”という表現は曖昧なので、具体的にどういった状態を指すのかを決めておく必要があります。目標は曖昧なものよりも、具体的なものがいいです。
「韓国語が話せるようになるぞ~!」よりも、「半年後の韓国旅行までに、自分で買い物をしたり、道を尋ねたりできるようになるぞ!」の方が目指す姿がはっきりイメージできるよね。
私の場合は、誰もが判断しやすい試験結果ということにします。韓国語の資格試験で最上級を取得することができれば、結果として”知識ゼロから韓国語マスター”という表現が許されるのではないでしょうか?
(上級にもいろいろなレベルはあるでしょうが…一旦そこは考えないようにしましょう。)
韓国の政府(教育省)が認定・実施している韓国語能力試験(TOPIK)というものがあります。そちらは1級から6級(最上級)まであり、実施は4月、7月、10月の年3回です。
※詳しくは公式サイトをご覧ください。
今から約2年後の2026年4月の試験で6級合格を最終目標に設定します。
期限は2026年4月です。目標はTOPIK6級合格です。”いつまでに”、”どうなる”がはっきりしましたね。
ちなみに目標は”なりたい”じゃなくて”なっている”ってイメージすることが大切◎未来のその時点で、私は既に理想の私になっているんだよ。
2026年4月までの試験の回数を数えると全部で6回です。2024年の試験は7月から受験することができます。全ての試験を受けて、1級ずつの合格を目指してもいいですし、極端な話をすると2026年4月の試験だけ受けて6級に合格してもいいわけです。
ただし、ここでそれまでしてきた話に戻るわけです…。長期目標だけだと続けられなくなる問題!!途中で何をすべきなのか分からなくなる問題!!
試験ってありがたいですね…
既に期限(試験日)も目標(級)も分かりやすく設定されています。無理に全部受ける必要はありませんが、短期目標、中期目標、長期目標と少なくとも合計3回は試験日と合格級を決めて取り組むと良いですね。
試験日と合格級を決めれば、それまでに、その級の試験対策をすればいいのです◎
TOPIKは試験の形式上、初級が1級と2級、中上級が3級から6級ということになります。取得した点数により級が決まります。1級ずつ上げていくことを目標とすると中上級の試験を受験するのが1年後になってしまうので、ここは少し早めて7月の試験で初級を受験(2級合格)、10月の試験で中上級を受験(3級合格)することにします。
始まりはゴールを決めること
私の場合は、期限も目標も分かりやすい試験というかたちになりましたが、勉強を継続するためのこの手法は、それぞれが決めた目標を達成することに応用可能です。まずは私と同じように、期限とゴールを決めることから始めます。その後に、その目標を達成するためのステップとして、短期目標と中期目標を設定すれば、それに合わせて自分がすべきことが決まります。
今回は分かりやすいように、3段階としていますが、状況に合わせて、もっと細かく設定してもいいですし、途中で見直したり、修正したりしてもいいです。達成感を得るためにはあえて小さなステップを何度も繰り返し、上っていくことはとても効果的です。達成感は継続しやすさに繋がります。
今回は教育現場での職務経験や自分自身が資格試験に合格した経験などをもとに書いています。ぜひ参考にしてみてください。(最近ではワンオペ中に独学でFP2級に合格しました。)
一緒に韓国語の勉強をがんばりましょう!